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三菱、ダイズライスも炊ける「本炭釜」炊飯器
2025年6月2日 09:05
三菱電機は、IHジャー炊飯器「本炭釜 紬 NJ-BW10H」を5月30日に発売した。価格はオープン。市場想定価格は148,500円前後。
本炭素材を活かした高火力炊飯と独自の連続沸騰技術により、「もち×あま」な粒立ちごはんを実現した同社炊飯器最上位モデル。
純度99.9%の炭素材を使用した「本炭釜」を採用。釜全体が発熱する構造で、米の芯まで一気に熱を伝え、ふっくらとした炊き上がりを実現する。釜底の凹凸形状により熱対流が強化され、均一な加熱が可能という。
独自の「本・熱密封かまど構造」と特許取得の「連続沸騰制御」により、強火を維持して甘みと旨みを最大限に引き出すとしている。「圧力をかけない炊飯」により、米の保水膜を保ちながら、粒立ちの良い食感に仕上げる。
今回新たに「玄米冷凍モード」を搭載。時間をかけて吸水させることで、炊飯後に冷凍保存しても玄米の水分量を95%以上保持し、解凍後も炊き立てのような味わいを楽しめるという。
このほか、高タンパク・低糖質な大豆食品もおいしく炊けるという「ダイズライスモード」も新搭載。白米と1:1で混ぜて最大3合まで炊飯可能。
引き続き備えた「低温調理モード」では、食材を保存袋に入れて温度と時間を設定するだけで、放置調理が可能。高タンパクでヘルシーなメニューにも対応し、炊飯器の用途を拡張する。炊分け名人(15通り)」や「銘柄芳潤炊き(50銘柄)」など、メニューや好みに合わせた繊細な炊き分けも可能。
内釜は100万回の洗米にも耐える耐久性を持ち、洗浄部品も2点のみで日々の手入れが容易。「お手入れモード」も搭載し、ニオイの軽減にも配慮した。
本体サイズは261×315×257mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約5.7kg。最大消費電力は1,400W。カラーは炭漆黒と白真珠の2色。
【訂正】市場想定価格を訂正しました(17時14分)